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運送・タクシー・バス会社向けドライバー採用のご相談採用課題を相談する

ドライバー採用代行の比較・選び方|外注範囲と費用の見積もり例

応募不足と対応不足を分け、求人運用・応募連絡・日程調整のどこを外注すべきかを判断。社内に残る工数まで含めて採用代行を比較します。

ドライバー採用代行を選ぶ前に、「応募が足りない」のか、「応募はあるが連絡・面接調整が追いつかない」のかを分けてください。応募対応の遅れが原因なら、受付・日程調整の外注が検討対象です。応募自体が少ないなら、求人条件、媒体運用、人材紹介も含めて集客方法を見直します。

採用代行という名称だけでは、任せられる仕事も料金に含まれる作業も分かりません。この記事では、運送・タクシー・バス会社向けに、社内に残す判断、委託先へ聞く質問、工数を含めた費用の比較方法を整理します。

採用代行・人材紹介・媒体運用の違い

支援の種類主に比較する役割採用会社が準備すること見積もりで確認する費用
採用代行求人原稿、応募受付、日程調整などの採用業務求人条件、承認者、面接枠、回答窓口初期設定、月額、対象件数、追加作業
人材紹介求人に合う候補者の紹介と選考支援募集要件、採否判断、入社受入れ紹介料、発生条件、返戻金
媒体運用支援媒体選定、求人更新、広告運用・効果確認勤務・給与の事実、広告予算、承認媒体費、運用料、制作費
自社運用担当者が募集から連絡まで実施作業時間、引継ぎ、利用システム媒体費、ツール費、社内工数

上表は支援範囲を整理するための目安です。実際は複数の役割を組み合わせたサービスもあるため、名称より「誰が応募者へ何を伝え、誰が判断するか」を契約書と業務手順で確かめます。

厚生労働省の区分説明では、実態として求人者に代わる候補者の選定や、求人者の判断によらない選考メールの返信等を行う場合、職業紹介に該当するとされています。採用代行なら一律に許可が不要、と決めつけず、事業者が行う判断と必要な手続を確認します。

候補者を紹介してほしい場合はドライバー人材紹介会社の選び方、広告の出し先を検討する場合は採用媒体の比較が判断の入口になります。

どこを外注するかは、採用が止まっている工程で決める

直近1か月など社内で追える期間を選び、求人ごとに応募数、連絡済み数、面接設定数、面接実施数、内定・入社数を並べます。応募が少ない求人で受付の人数を増やしても、候補者との接点は増えません。反対に、応募があるのに面接担当が空いていない場合は、広告を増やす前に社内の枠を作ります。

現状外注を検討する業務社内で直すこと
求人は出しているが応募が少ない原稿改善、媒体運用、効果の整理勤務・給与・勤務地の魅力と制約
応募通知を翌日まで見られない受付、初回連絡、返信の記録連絡可能時間と承認済みの説明内容
営業所ごとの面接調整に時間がかかる候補日の回収、リマインド、変更連絡更新される面接枠と代理面接官
面接が多いのに入社が少ない辞退理由の整理、案内の改善労働条件の説明、面接・条件提示の判断
複数営業所の求人が食い違う求人の更新管理、掲載画面の確認求人条件の正本と変更承認者
社内担当者が一人で休めない定型業務の引継ぎと不在時対応緊急時に判断する責任者

最初からすべてを委託せず、一つの求人で担当者が最も時間を使っている作業を確認します。「応募対応に月何時間か」「そのうち転記と連絡は何時間か」を分けると、外注で減る時間と残る時間を説明できます。

社内工数を含めて予算を整理する際は、無料のドライバー採用コスト見直しシートをご利用ください。媒体費・紹介料・担当者の時間を同じ範囲で比べるための資料です。

応募受付から入社までの役割分担を決める

料金が同じでも、承認待ちの作業が多ければ実際の進み方は変わります。「応募対応一式」という一行で発注せず、次のように作業、判断、連絡を分けます。

工程委託する作業の例社内に置く判断・確認
求人公開承認原稿の掲載、表示確認、修正案の作成勤務・給与・配属条件の確定と掲載承認
応募受付受領連絡、希望連絡時間の確認、記録質問への正式回答、例外対応
日程調整承認された面接枠の案内、確定連絡面接枠の更新、担当者の確保
面接前場所・持ち物の案内、変更受付免許・経験の確認方法、評価基準
面接後会社が決めた結果の連絡、手続案内採否、処遇、配属、提示条件
入社前後必要な連絡の進捗管理雇用契約、教育、安全・乗務の判断

この表は自社で分担を設計する例です。候補者の選定やあっせんを含むサービスでは、必要な許可等と契約内容を別途確認してください。採用代行の担当者に、現場の勤務や安全教育についてその場で推測して答えさせない連絡経路を作ります。

トラックの荷役方法、タクシーの研修後の勤務、バスの分割勤務など、候補者の意思決定を左右する質問には現場の事実が必要です。「会社へ確認して○日までに回答する」と伝えられるよう、各営業所に回答担当と不在時の代行者を置きます。

委託先は、対応時間と業務量の条件まで比べる

営業資料の「迅速対応」には、受付だけなのか電話まで行うのか、夜間・土日を含むのかという違いがあります。対象求人を一つ指定し、以下の項目を同じ形式で回答してもらいます。

  • 対象となる営業所・求人・媒体の数
  • 対応する曜日と時間帯、営業時間外の扱い
  • 応募受領から最初の連絡までの合意時間
  • 電話・メール等の手段と、候補者の希望の記録方法
  • 連絡が取れない場合の回数・間隔・終了条件
  • 料金に含む応募件数と、超過時の単価
  • 原稿更新・画像・レポートの作成回数
  • 面接の変更・当日欠席・苦情が起きたときの連絡経路
  • 担当者が休んだ際の引継ぎと履歴の保管先
  • 契約期間、更新、解約、アカウント引継ぎの条件

回答期限は自社が継続して守れる時間に設定します。「応募から2時間以内」を採用するなら、それは自社と受託者で決める運用目標です。全社に当てはまる業界標準や成果保証として扱う必要はありません。

採用担当者が勤務中に電話へ出られない候補者へ何度も架電する運用は、返信を増やすとは限りません。希望した連絡時間や手段を記録し、辞退や連絡停止の意思が示された場合に履歴が全担当者へ伝わる仕組みを確認してください。

月額料金ではなく、同じ3か月の総費用を比較する

初期費用、月額料金、広告費、応募超過分、制作費、ツール費、社内の残存工数を足します。媒体費込みと別途請求の提案をそのまま比べず、見積書の含む範囲を先にそろえてください。

費用を社内説明するための仮定例

以下は予算の計算例で、実在サービスの料金・実績・相場ではありません。期間は3か月、媒体費は両案とも月10万円、社内評価用の時間単価は3,000円と仮定します。外注案は初期費用6万円、月額12万円、応募件数等の追加費用なしという条件を置きます。

項目自社運用の仮定一部外注の仮定
媒体費10万円×3か月=30万円10万円×3か月=30万円
初期費用0円6万円
代行料金0円12万円×3か月=36万円
社内工数月60時間×3か月×3,000円=54万円月20時間×3か月×3,000円=18万円
比較用総費用84万円90万円
仮に入社2人なら42万円/人45万円/人
仮に入社3人なら28万円/人30万円/人

対外支払は税抜の仮定、社内工数は現金支出とは別の評価額です。税・追加作業・教育費を予算に含める場合は両案へ同じ範囲で加えます。この例で一部外注は社内作業を合計120時間減らしますが、総費用は6万円多くなります。外注すれば入社数が増えるという前提にはしていません。

減った時間を面接枠の確保や現場への質問回答へ使えるかまで考えて、追加費用に見合うかを判断します。逆に、外注後も全件を同じ手順で二重入力するなら工数は想定ほど減りません。実際に残る確認作業を試行期間中に測り、見積もりの前提を更新してください。

応募数が契約上限を超える場合は、超過単価と請求上限を事前に決めます。応募単価、入社単価、定着者単価の定義は採用コストの整理とそろえ、採用0人の月を「単価0円」と表示しないようにします。

求人情報と応募者データを引き継げる契約にする

勤務・給与・配属条件は採用会社が確定し、委託先へ渡す原稿と公開画面を照合します。厚生労働省の労働条件明示の案内を確認し、変更が出たときは媒体だけでなく選考中の候補者への説明も更新する担当を決めてください。

公正な採用選考の基本に沿った職務上の基準を共有し、受託者が独自の年齢・性別等の印象で候補者を落とす運用になっていないか確認します。許可を得た職業紹介を含む場合でも、求める要件と説明内容が採用会社の方針に合うかの確認は必要です。

個人データの取扱いを委託する場合、個人情報保護委員会の通則編では、委託先への必要かつ適切な監督が求められています。選考に必要な情報、アクセス権限、再委託、保管・削除、事故時の連絡を契約と運用で確認します。

契約終了の段階で応募履歴が取り出せなくならないよう、採用管理システム、媒体アカウント、原稿、候補者対応履歴、集計表を誰が持つかも決めます。会社と受託者で同じ候補者へ重複連絡しないため、作業の完了記録が見えることは日々の運用にも役立ちます。

最初の1求人で、連絡品質と社内の残る仕事を試す

最初の試行では求人、応募経路、期間、担当者を固定します。いきなり全営業所を切り替えず、一つの求人で「予定どおり連絡できるか」「社内の回答が詰まらないか」「候補者の質問に答えられるか」を確かめると、拡大前に修正できます。

確認時点の例確認するもの修正・継続の判断
開始前原稿、応募通知、面接枠、担当・権限担当不明の工程を残さず開始
最初の数件受領時刻、初回連絡、質問回答、履歴誤案内や二重連絡を直す
週次未連絡・未回答、面接設定と実施、社内工数受託側・社内側の待ちを分けて改善
契約の見直し前同じ期間・求人の費用、入社、辞退理由対象追加、範囲変更、契約継続を判断

連絡件数が増えても、候補者が理解しないまま面接予約だけが入っているなら改善とはいえません。面接実施、本人が聞いていた条件、辞退理由まで見ます。応募数が少ない時期は率が大きく動くため、少数の結果だけで効果を断定せず、手順と記録の不備を先に直してください。

複数営業所へ広げるときは、面接官や教育担当の受入れ能力も確認します。委託先が面接を設定できても現場が実施できなければ、候補者の時間を失わせます。面接枠を追加できない週はその状況を共有し、無理な日程を約束しないようにします。

提案を依頼するときに伝える内容

依頼文の例

「当社の○○営業所では○○ドライバーを募集しています。直近○か月の応募は○件、面接実施は○件です。担当者が○○の作業に時間を使っており、まず応募受付と日程調整の委託を検討しています。求人原稿、面接枠、採否は自社で承認します。対象業務、対応時間、件数上限、追加費用、社内に残る作業が分かる提案をお願いします。」

数値が分からなければ、分からない項目と理由を伝えます。推定を実績として埋める必要はありません。提案を受けたら「この料金に含まれない仕事」「応募が増えた場合の費用」「担当者不在時の引継ぎ」「終了時に受け取れるデータ」を追加で聞きます。

候補を決めるときは、自社の不足している工程に対応できること、勤務・給与の説明が正確であること、無理なく連携できることを先に確認します。その条件を満たした提案同士を、同じ期間の総費用と社内工数で比べると、月額料金の安さだけに引っ張られずに選べます。

どの工程を外注するか迷っている企業は、ドライバーテクノロジーズへ採用相談をお寄せください。募集している職種・地域と、応募不足・対応不足のどちらが課題かを入力すると、相談したい範囲を伝えやすくなります。

ドライバー採用代行でよくある質問

応募がまだない状態でも採用代行を使えますか?

求人改善や媒体運用を含むかによります。応募対応だけの契約では流入を増やす役割を担いません。求人条件、応募経路、委託範囲を確認してから判断します。

人材紹介と採用代行は併用できますか?

それぞれの契約と業務範囲を確認して検討します。紹介会社からの推薦と直接応募の重複、候補者への連絡、費用計上を同じ台帳で管理し、誰が返答するかを決めてください。

面接や採否もすべて任せられますか?

サービスの実態、必要な許可等、契約によって対応範囲が変わります。採用会社が決める職務基準、処遇、雇用条件、乗務・安全上の判断を整理し、受託者が行う作業と判断を個別に確認します。

採用人数が少ない会社でも外注する意味はありますか?

人数だけではなく、対応できない時間帯、担当者の作業時間、引継ぎの必要性で判断します。最低契約額や件数上限を含め、必要な業務だけ任せる提案と自社運用の総費用を比べてください。

出典とこの記事の使い方

制度の説明は、厚生労働省の募集情報等提供と職業紹介の区分、労働条件明示、公正採用選考と、個人情報保護委員会の通則編に基づきます。業務分担・質問例・試行の進め方は採用担当者向けの編集部の提案です。費用表は計算用の仮定で、特定事業者の価格や成果を表すものではありません。最終確認日:2026-10-25。